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500mメッシュ水深データ

500mメッシュ水深データ(J-EGG500)の概要

J-EGG500によって作成した海底地形の三次元表示。陸部はGTOPO30(USGS)による。

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  • データの説明
  • 日本周辺の500mメッシュ海底地形データ (J-EGG500:JODC-Expert Grid data for Geography)は、海洋情報部をはじめとした 各種海洋調査機関によって得られた膨大な量の水深測量データを統合し、 多くの人が使用しやすいように等間隔で格子化した水深のデータセットです。
    品質の異なる様々なデータが混在していること及び海域によって水深データに粗密があることから、計測水深が存在する 区域についても平滑処理を行い、品質の違いによる段差が出来ないように配慮しています。(その反面、小さい起伏が 表現できない等の弊害もあります。)
    また、データ空白域付近や水深変化が激しい区域等(沿岸部や海山付近)では、実測された水深値との差が大きいところがあります。 これらのことを考慮した上でデータをご利用下さい。


    データセットは以下の3つの領域からなります。
    領域1  北緯34~46度 東経135~148度(標準緯線 北緯36, 44度)
    領域2  北緯30~38度 東経128~144度(標準緯線 北緯31, 37度)
    領域3  北緯24~30度 東経122~132度(標準緯線 北緯25, 29度)
    メッシュシステムは、各区域を2標準緯線によるランベルト正角円錐図法を使用してメートルスケールの平面座標に変換し、500 mの正方メッシュとして作成されています。経緯度に沿ったメッシュデータではありません。データは海域のみで、陸域のデータは含まれません。

  • データフォーマット
  • 種別(0または1)、緯度(単位:度)、経度(単位:度)、水深(単位:m)
    ・フォーマット[ I1、F10.5、F10.5、I6 ]
    ・種別  0: 計測水深または等深線から求めた水深、1: 補間処理により作成された水深
    ・測地系は、世界測地系(WGS-84)を採用しています。

以下の図において,データの存在する位置を点で示してあります。
領域1 領域2 領域3
左端より,領域1,領域2,領域3の順に示しています。 * * 画像をクリックすると拡大します。 * *