海洋生物(プランクトン)分類情報検索システム
JODC分類コード第2版(1995年)
使用上の注意:平成12年度中に次期バージョン(第4版:2000年版)によるコードに移行する計画です。
名称コードについては、原則として変更はありませんが、分類コードについては大幅な見直しが予定されています。ご使用・引用に当たっては、その点を注意してご使用等して下さい。
JODCでは、海洋生物データのシステム管理、デジタルデータの流通効率化を目的として1988年に海洋生物の分類のためのコード化を行っています。このゴードでは主としてプランクトン性の生物についてコード化を行っています。
これら分類情報はJ−DOSSの1メニューとして分類情報の検索(第2版: 1995版)が可能になっています。
検索方法は、生物分類名称・分類コード・名称コードから、それが属する分類位置を表示する上位分類検索と、生物分類の上位分類階層である門からそれに属する下位分類階層を順次検索し、種(亜種)レベルまで順次表示する 下位分類検索の2つがあります。
分類のためのコードは、5桁の名称コードと14桁の分類コードとからなります。詳しくは分類コード概要及び分類フォーマットをご覧下さい。
この名称コードは、コードの付け方に規則性はあるものの、原則として分類情報自体はもっていません。
国内の海洋調査における種の記載はこの名称コードを使用していただければ、JODCに提供していただいた場合にデジタル化が容易に行えるとともに、他機関とのデータ交換に際してもデータ交換を効率的に行うことが可能です。従って、この名称コードは誤りが無い限り原則として不変の扱いをしています。
また分類コードについては、桁の内の各2桁が門・綱・目・科・属・種・亜種の意味をもっています。
これらコードは、観測データのデジタル化や関係者からの依頼等により新規登録を行っています。
なお、これらコードについては、大幅改訂を改訂後の10年後に行うこととしています。(大幅な改訂に当たっては通常5年程度の期間を要することから、この間については、改訂内容を先取りした分類情報も適宜公開することとしています。)
次期公開バージョンは、4版として2000年度中に公開する予定としています。第4版では、植物界の分類体系を、日本プランクトン検索図説を参考に 門へ細分する等の見直しを行っています。また、同図説記載種でJODC未登録種については、登録作業を進めているところです。
その後の改訂については、現在JODCで進めているベントス分類データの整理との関係で変則的に、改訂が予定されています。ベントスの分類体系が定まりましたら、プランクトンについても再整理し、JODCとしの唯一の分類体系に整理するためです。