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気候変動を左右する要素として海が重要な役割を果たしていることが指摘されていますが、最近の研究によれば、大気の気候変動に対する海洋の変動は、亜熱帯と並んで北太平洋亜寒帯域で大きいことが明らかになってきています。特に、中緯度に広く分布する塩分極小層で特徴づけられる北太平洋中層水は、この亜熱帯海域で形成されており、これに伴なうオーバーターンを通じて、十数年から数十年という現在の人類が直面する気候変動に極めて重要な役割を果たしていると考えられます。
   
    この研究課題では、北太平洋を起源とするオーバーターンの構造と強さの解明を目指して、北太平洋亜寒帯循環の全体像の把握、北太平洋中層水の形成・変質・輸送過程の理解、北太平洋亜寒帯循環域における二酸化炭素の挙動の理解を進め、従来の気候モデルで不明な点が多かったこの海域の海水循環や室温効果気体の循環に関して基礎となる事実の蓄積を図っていこうとしています。これらの研究成果は、気候モデルの高度化に大きく貢献することが期待されています。


 

1.航海概要報告(Cruise Summary Report:CSR)
 
航海概要報告  
 
2.観測データ
 
JODC受領データ  
 
SAGEデータ所在情報
 
3.モデル化及びデータ管理分科会資料 (第T期)
 
平成9年度分科会関連
平成10年度分科会関連
平成11年度分科会関連 

 

4.関連資料
 
関連会議報告

 

5.リンク
 
SAGE(気象庁)ホームページへ
東北区水産研究所(TNFRI)ホームページへ
JODCホームページへ
MIRC関連ホームページへ
 
海上保安庁水路部海洋情報課(JODC)
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