経緯度1度メッシュの水温・塩分統計


 平成15年現在におけるJ-DOSSデータを使用して統計を行ないました。統計値を表示させる水温統計データベース、 塩分統計データベースと統計値を色分けで図示した水温・塩分統計図があります。
 統計値は(1か月毎、水深毎、経緯度1度単位)です。データベースにアクセスすると、画面には指定した水深及び月の、 指定した経緯度を中心にした11度四方の統計値が図として表示されます。 画面中の統計図は経緯度1度毎に区切られ、各枠内には、上段にその海域の平均値、下段に統計処理に使用したデータ数が 表示されます。統計図中の赤い枠で囲まれた海域の深さごとの最大値、最小値、標準偏差が統計図の下に表示されます。 また、その深さによる平均値と標準偏差の変化をその右側にプロットしました。

使用データ
使用データ:684万観測点
J-DOSSデータのうち国内海洋観測機関によって観測されたデータ
観測年:1874年~2001年
観測点数:約130万点
KODC公開データ
観測年:1961年~2002年
観測点数:約4万点
WOD2001(World Ocean Databasa 2001)の標準層データから日本及び韓国の観測データを除いた データ
観測点数:約550万点
統計標準層
0,10,20,30,50,75,100,125,150,,200,,250,300,400,500,600,700,800,,900,1000,1100,1200,1300,1400,1500,1750,2000,2500,3000,3500,4000,4500,5000,5500 (m)
統計手法
 観測水深は必ずしも標準層でないため、観測点毎に所定の標準層に補間してから統計を実施した。
 各標準層のグリッド内においては、まず平均値と標準偏差を計算し、次に「平均値±3×標準偏差」の 範囲内に含まれる観測値だけを対象に再度平均値と標準偏差を計算する。これを平均値と標準偏差が収束する までまたは20回繰り返した。
      
 *補間方法は「WORLD OCEAN DATABASE 2001 (NODC)」と同様の方法 (参照 http://www.nodc.noaa.gov/OC5/WOD01/ readme01.html#_1_77)を採用した。
統計区域
 全球を経緯度1度メッシュ毎に分割した。
統計値   
 全年及び月別の統計対象数、平均値、標準偏差、最大値、最小値
注意
 対象となるデータ数が2以上の場合は、全て平均値を算出しています。したがって、データ数が少ない場合や 観測時期に偏りがある場合は、本来の平均値と大きく異なる可能性もありますのでご注意ください。


[Access to DB] 水温統計データベースへのアクセス

[Access to DB] 塩分統計データベースへのアクセス

[Access to DB] 水温・塩分統計図へのアクセス


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更新日 : 平成16年12月20日