J-BIRD関係コード表


底質コード

底質コードは名詞、形容詞及びそれらをつなぐマークによって構成される。名詞及び形容詞は海図で使用されている略号をもとに決められている。

1.名詞

GD海底CK白亜OYかき
SCA石灰質MSい貝
MQZ石英SP海綿
OZ軟泥COさんごWD海草
ML泥灰岩MD石さんごFR有孔虫
CY粘土V火山質GLグロビゲリナ
SIシルトLV溶岩DIけいそう
GPM軽石RD放散虫
SN粗礫T凝灰岩PT翼足類
GR細礫SCスコリアPOこけむし類
P中礫CN火山噴石ALうみも
CB大礫MNマンガンSLスラグ
STMGマンガンUうに
RSH貝殻

2.形容詞

F細かいSY粘着質Y黄の
M中位のBK砕けたRD赤い
C粗いSKまだらのBR茶色の
SO軟らかいGA氷河のCHチョコレート色の
H硬いW白いGY灰色の
SF硬いBL黒いLT明るい
SM小さいB青いD暗い
L大きいGN緑の

3.接続マーク

* 形容詞前マーク
形容詞がある場合、形容詞の直前につける。1つの名詞に対して形容詞が2つ以上つく場合にもそれぞれの形容詞の直前につける。
= 名詞前マーク
名詞の直前につける。形容詞がない場合でも名詞の直前に必ずつける。
+ 記述間マーク
1データが2つ以上の名詞によって成り立つときに2つの名詞の間につける。
: 終了マーク
底質コード記述の終了の印として必ず1つ置く。

4.底質コード記述例

=M:
*F=S:細かい砂
=R+=WD:岩と海草
*W*BK=SH:白い砕けた貝殻
=S+=M+*BK=SH: 砂と泥と黒い貝殻

表層と下層の底質が異なっていることがわかっている場合には、次のように両層の底質が記載してある。

表層底質(厚さ、単位 m) / 下層底質
 表層の厚さが1m未満の場合は (<1) で示す。

=M(10)/=S:表層10mは泥、それ以深は砂
=S(<1)/=S+=G: 1m未満の表層は砂、それ以深は砂と礫
=S+=M(2)/=S:表層2mは砂と泥、それ以深は砂


線情報コメント一覧表

Sコメント意味
FRONTAGE AREAFRO測傍区域
OBSTRUCTIONOBS障害物
BREAKERSBRK波浪
TANKTNKタンク
BUILDINGBLD建造物
CITYCTY市街
HOUSEH O家屋
FACTORYFAC工場
FISH TRAPFIP魚網
FISHERIES STACKSFST魚さく
OYSTER BEDOBDかきだな
CRANECRNクレーン
OIL PIPE LINEOPL送油管
CABLECBLケーブル
MILE POSTMPTマイルポスト
LEADING LIGHTLLT導灯
MUD PIPE LINEMPL送泥管
GAS PIPE LINEGPLガス管
TUNNELTNLトンネル
RIVERRIV
RAIL WAYR Y鉄道
ROADROD道路
ACOUSTIC DRAGADR音響掃海
WIRE DRAGWDRワイヤ掃海
DREDGED AREADRA掘り下げ区域
UNDER CONSTRUCTIONCON工事中
RECLAMATIONRCL埋立
BEDBEDひび・タナ
LAVER BEDLBDのりひび
PEARL BEDPBD真珠ダナ
LIMITING DANGER LINELIM危険界
FISH REEFFRF魚礁
OUT LETOLT排水口
POWER TRANSMISSION CABLEPTR送電線
LIGHTNING RODLRD避雷針
OBSERVATION TOWEROTR観測塔
WATER PIPE LINEWPL送水管


更新日:平成9年9月24日